「ブログの記事タイトルを適当に付けるのは良くない」と分かっていても、具体的にどのようにタイトルを決めればいいのか、すごく悩みますよね。
でも「分からないから、とりあえずキーワードだけ入れとこう…」では、読者があなたの記事を選んでくれる望みは薄くなります。
思い出してみてください。あなたが検索して記事を探すときのことを。
読者はたくさんの記事タイトルの中から、自分の興味をひく特定の記事を選びます。
私は、ブログを2年以上書き続けて、読者に興味をもってもらうための試行錯誤を繰り返してきました。
結局のところ、SEO対策だけを考えて付けた記事タイトルでは読者の興味を引くことはできません。
思わず読みたくなって、クリックしてしまう記事タイトルを付けることが出来れば、読者はあなたの記事を読んでくれるようになります。
読者の目線で記事タイトルを付けるためには、5つのポイントをおさえておけばOKです!
Contents
読者目線に立った記事タイトルの付け方
- 読者の利益を明確化
- 記事のタイトルと内容を一致させる
- 数字や記号でアピール!
- 余計な言葉は削る
- キーワードを入れる
以上の5つのポイントに気をつけて記事タイトルを考えていきましょう。
読者の利益を明確化
1つめのポイントは”読者の利益を明確化”することです。
記事を見ることによって、読者にどのようなメリットがあるのかを明確に伝えましょう。メリットが魅力的であれば、読者の心をグッと掴むことができ、クリックへと繋げることができます。
この記事のタイトルを例にすると”クリック率UP”がメリットになりますね。
その記事を読むことでどんな利益があるのかがハッキリしていなければ、読者はクリックさえしてくれません。
きちんと利益を明確にして、読者にアピールしましょう。
記事のタイトルと内容を一致させる
ポイント2は”記事のタイトルと内容が一致”していることです。
「記事タイトルの付け方」とタイトルに書いてあるのに、記事の内容を見たら「記事本文の書き方」が書いてあったら、読者は困ってしまいますよね。
しかし、初心者のうちはついついやってしまいがちなポイントなので気をつけてください。
どうしても内容がずれてしまう…という場合は、タイトルを付ける前に記事内容を考えるなど工夫をしてみましょう。
読者に分かりやすい記事内容の書き方についてお困りの方は、下記の記事を参考にしてください。
fa-angle-double-right【文章が苦手でもOK!】最後まで読まれるブログをPREP法で書く手順
数字や記号でアピール!
5つのポイントで解説しているこの記事タイトルにも「5」という数字が入っていますよね。
具体的な数字は、読者が記事内容を把握するための目安になります。
おすすめ100選と書いてあると、読者は「すごい情報量…!」と感じますし、ポイントはたった1つだけ!と書いてあれば、「それなら簡単そう!」と思ってくれます。
数字を上手に取り入れて、読者へのアピールポイントにしてみてください。
もう1つおまけとして、記号を使ったアピールもあります。
検索した際に、多くの記事タイトルが並んでいる中で記号は目に留まりやすいです。なので、「!、【】」といった記号を取り入れて、記事タイトルを目立たせることができます。
例:【5つのポイント】
「!」も伝えたい言葉を強調できますね。例:読者目線!
余計な言葉は削る
特に必要の無い言葉を記事タイトルに入れていませんか?
必要の無い言葉を使っていては、読者に魅力は伝わりませんし、何より記事タイトルは表示される文字数が限られています。
ただし、文字数が極端に少ないタイトルでは、魅力を伝えきれない可能性がありますから、28~32文字程度で考えましょう(半角文字は0.5でカウント)。
Google検索を例にすると、記事タイトルはPCでは28~32文字で表示され、スマホでは28文字~38文字程度で表示されます。
最大文字数はGoogle側で決定されるため、PC・スマホ両方で確実に省かれないための対処方法としては、タイトル文字数を28文字に抑えるしかありません。
しかし、読者に記事の魅力を伝えるためには、ある程度の文字数は必要でしょうから、28~32文字ほどで考えるのが良いでしょう。
29文字を越えた文字は、「…」で省かれてしまう可能性がありますから、読者に確実に伝えたいことは28文字目までに入れるように心がけてくださいね。
キーワードを入れる
記事タイトルにキーワードを入れることも重要です。
読者は1つ、または複数のキーワードを使うことで自分が欲しい情報を検索します。
この記事で例えると、「ブログ 記事タイトル 付け方」と検索する読者を想定したキーワードを入れています。
キーワードが無ければ、検索してもあなたの記事が表示されることは無いですから、どんなに良い記事を書いていたとしても読者がたどり着くことができません。
キーワードを入れれば確実に上位表示されるというわけではありませんが、無ければ100%上位表示されることはありません。
キーワードをきちんと入れて、読者が知りたいと思っている情報を提供していることをアピールしましょう。
読者がどんなキーワードを使って検索しているのかを知ることはとても重要です。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
実際に検索されているキーワードを知るために有効なツールが、上記の2つです。
ラッコキーワードは無料で使える、よく検索されているキーワードを調べることができるツールです。
上の画像では、「記事タイトル」と一緒に検索されているキーワードが表示されています。
ラッコキーワードを使えば、誰でも簡単にキーワードを知ることができるので、ぜひ利用してみてください。
Googleが提供しているキーワードプランナー、こちらも無料で利用することができます。
ラッコキーワードよりも調べられるキーワードの範囲は大きくありませんが、大まかな検索ボリュームを知ることができます。
fa-angle-double-rightキーワードプランナー
ただし!
重要なキーワードは、出来るだけ最初の部分に配置した方が良いのは現在でも変わりません。
その理由は、読者は記事タイトルを左(最初の部分)から見るからです。
最初の部分に重要なキーワードがあれば、読者の目に留まる確率がグンと上がります。そうなると、記事タイトルをすべて読んで興味を持ってくれる可能性も高まります。
SEO対策を抜きにしても、重要なキーワードを冒頭に持ってくるようなタイトルを考えてみましょう。
まとめ:読者目線に立って記事タイトルを考えよう
- 読者の利益を明確化
- 記事のタイトルと内容を一致させる
- 数字や記号でアピール!
- 余計な言葉は削る
- キーワードを入れる
以上のポイントを押さえて、読者目線の記事タイトルを付けましょう。
SEO対策も大切ですが、記事タイトルを見て実際にクリックするのは読者です。
- 記事内容を把握しやすいか
- 興味を惹かれるか
自分が読者の立場になってタイトルを見た時に、上記の2つを満たせているかを考えることが大切です。
ピタッとくる理想の記事タイトルを決めるのはなかなか難しいものですが、読者目線を意識してチャレンジしてみてください。
記事タイトルをクリックしてくれた読者が次に目にするのがリード文です。リード文とは、本文で伝えたいことや、問題提起を書くための導入文です。
せっかく自分の記事を選んでくれた読者が、導入文のところで読むのを止めてしまわないように、興味を継続してもらう必要があります。
そのためには共感を得る文章の書き方が有効です。
リード文の書き方についての詳細は、下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。