Webマーケティングって何?誰でもできる仕事?わかりやすく説明します

こんにちは!雪子です。

今回は私が取り組んでいるWebマーケティングについて解説していきたいと思います。

 

この記事では、専門用語をなるべく使わず、Webマーケティングについて全く知識のない方にもなんとなくわかっていただけるような文章でまとめてみました。

 

この記事を読むと
Webマーケティングについて、ザックリとわかる
どんな知識が必要なのか知ることができる
自分でやってみたい方には参考になる

それでは、解説していきますね。

Contents

Webマーケティングとは?

Webマーケティングという言葉をネットで検索すると、横文字の難しい用語だらけで、ある程度知識のある方以外は何を言っているのかわからないと思います。実際、私もこの仕事を始めるまで理解できませんでしたし、今でも横文字は苦手です。笑

簡単に説明すると、Webマーケティングとは、
インターネット上で顧客になり得る人物に、適切なアプローチを行うことによって「売り込まれたと感じさせずに商品を購入してもらう」ことを目的とするマーケティング(販売戦略)
のことをいいます。

たとえば企業にはWeb担当者がいて、自社ホームページを作ったり、広告を載せたり、アンケートを取って顧客のニーズを調べたりしています。彼らの仕事もWebマーケティングです。

しかしこの仕事は個人でも行うことが可能で、自分で作ったウェブサイト(企業サイト・個人ブログを含みます)の中に広告を貼り付けてクリックしてもらったり、購入してもらうことで利益を出しているアフィリエイターも広い意味ではマーケターと言えるんですね。

ウェブサイトやSNSを運用することで商品に興味を持ってもらう
メールマガジンなどを配信し、きめ細やかな対応と有益な情報提供で顧客から信頼を得る
広告を打ち、クリックしてくれた人の属性(性別、年代、居住地など)を見極めて適切な商品を提供する

おおまかに言うと、主体となっているのは以上の分野です(Web上に打ち出せる広告は何種類もありますが、ここでは省略します)。

このほかにも5Cとか4Pなどの言葉で表される自社分析・競合分析・ターゲット選定・売りたい市場の絞り込みなど綿密な作業も必要ですが、基本的な目的は顧客の悩みを解決し、この人から買いたいと思ってもらうような流れを作ることです。

 

私の場合は、インバウンドマーケティングに力を入れています。インバウンドとは顧客が自分の意志で見に来てくれる状態のことを言い、つまりブログなどで情報発信をすることを指しています。プル型(引き込む)とも呼ばれます。

その対照となるのがアウトバウンドマーケティングで、こちらは広告を配信することで「見たい・見たくない」に関わらず顧客になり得る人のもとへ販売者がセールスをかける方法となっています。こちらはプッシュ型(押し出す)と呼ばれています。

アウトバウンドマーケティングは大量の人の目に留まることで一定の効果が見込めますが、見たくない広告を見させられることはストレスになるので嫌がられることもありますし、継続した広告費用が必要になってきます。

資金力のない初心者がまず取り組むべきなのはインバウンドマーケティング(プル型)であり、広告はある程度の結果が出てから、または少額から取り組んで成果を見極めていくというやり方が、心理的にも経済的にもハードルが低いでしょう。

どんな知識が必要か

もちろん企業で大きな成果を上げるためにさまざまなノウハウを用いて戦略を立てる場合には、専門用語やマーケティング理論の数々を理解して実行できるスキルが必要になります。

しかし、個人規模で行うのであれば、最低限の知識さえあれば満足できる結果を出すことができます。私の場合、主に以下の知識を活用しています。

SEO対策

SEOとはサーチエンジン最適化の略で、検索した単語でどれだけ上位に表示されるかはGoogleのアルゴリズム(ルール)によります。

このアルゴリズムを攻略すれば、より多くの人にサイトを見てもらうことができます。

そのためには読みやすくわかりやすい、ユーザーファーストのサイトを作る必要があります。

導線の最適化

サイトを運営するにあたっては、直帰率・離脱率・回遊率を計算する必要があります。

直帰率
サイトを見に来た人が、最初に表示された1ページだけを見て帰ってしまう割合です。

直帰率は高い=悪いとは一概には言えません。

たとえばひとつのページで満足して離脱されたのなら、それは読者が満足したということになります。

しかし平均滞在率(サイトを見てくれている時間)が短い場合、

ページの読み込み速度が遅い
ページの内容に満足できなかった

以上のようなマイナス要因も考えられるのです。その場合は修正や改善をしなければなりません。

 

離脱率
一度の訪問で複数のページを閲覧された時に、最後に見られた(そこで離脱された)ページの比率です。

言葉にするとめちゃくちゃわかりにくいのですが、
例えば2回のアクセスがあったページAの離脱率を知りたい場合、

  1. ページA→ページB→ページC→離脱
  2. ページB→ページC→ページA→離脱

だった場合、ページAの離脱率(最後に離脱された割合)は50%です。

何の役に立つの?という印象かもしれませんが、特定のキラーページ(特に見てほしい記事)ページSがある場合、離脱率は大きな意味を持つことになります。

ページA→ページB→ページC→ページS

この場合は成功です。しかし、

ページA→ページB→ページC→離脱

このようなパターンが多かった場合、ページA、B、CいずれもページSへの導線がきちんとできていないという原因が考えられますので、改善が必要です。

 

回遊率
一度の訪問で何ページ見てもらえたかの割合をいいます。

サイトの回遊率を上げると、同一サイトの中をぐるぐる回ってくれているということになり、関心を引き付けておくことのできる魅力的なサイトとしてGoogleからの評価も上がります。

読者が迷子になってぐるぐる回っているということはまずないので(読みにくいサイトはすぐに離脱されます)回遊率の高い記事を目指すことが重要です。

関連記事へのリンクを適切な位置に貼り、わかりやすい説明文を添えることで回遊率を上げることができます。

しかし、サイトの質を高めるために重要なのは、記事の内容だけではありません。

ストレスなく(表示スピードが速く)
導線がスムーズで
回遊しやすいサイトを作る

これらすべてが、Webマーケターの仕事の一環です。

セールスライティングの知識

「美味しいですから買ってください」
「安いので買ってください」

このような言葉では、よほどのことがない限り、受け取った人の心が動くことはありません。

その商品が、顧客にとってどのように素晴らしいのか、なぜ買うべきなのか、どのようなメリットがあり、買うことによってどのような未来をもたらすのかを述べなければ、「欲しい」という感情に結びつくことはないのです。

Webマーケターはコピーライターではありません。しかしライティングの技術を磨くことで、マーケティングの成果は飛躍的に上昇します。

こちらの本は全てのマーケター必見です。

 

 

マーケティングに取り組んでいる人が、コピーライティングを学びたいと思った時にまず手に取ってほしい本です。マーケティングの教科書的存在の多くが「アメリカの広告やダイレクトメール」について述べているのに対し、こちらの本では海外の例を日本でも適用できるように練り直し、国内で実際に使用され成功した企業広告の事例を画像で紹介しています。成功するポイントがわかりやすく、実践的に学べます。

 

 

コピーライティング界の超大物として長年君臨してきた人物であるジョン・ケープルズ氏の著書。コピーライターのバイブルとして王道中の王道です。過去に使われた実際の広告例や、興味をひく見出しの書き方などを学べます。価格は少々高めですが、メンタリストDAIGO氏は「10倍の価格でも買うべき」とおすすめしています。

 

メルマガの作成

メルマガは、興味を持ってくれた人にこちらからアプローチする重要なツールになります。質問などに返信することも可能ですので、使い方によっては一方通行ではない、双方向からのコミュニケーションをとることができます。

読まれるメルマガと、読まれずに捨てられるメルマガを分けるのは、それが「正しい型かどうか」。

配信を待ち望まれて、即開封されるメルマガを作るのも、Webマーケターのお仕事です。

ランディングページの作成

ランディングページは見込み客を購入行動に結びつけるページのことで、セールスレターとも言います。利益の多くがここから発生しますので、マーケターの腕の見せ所となっています。

こちらのページは、閲覧している方に「いいな、欲しいな」と思ってもらえるようなつくりにしなければなりませんので、ある程度の心理学を学んだ上でのライティングスキルが必要となります。

 

やろうと思えば、誰でもできるお仕事です

Webマーケターは特別なスキルや経験を持たなくても取り組めます。

ただ、インターネットを介して商品を売るという目的にとらわれず、どのような形でアプローチして顧客からのリアクションを得るかは、ある程度の学習と経験が必要になってくるでしょう。

決して押し売りはしない
誠実に、顧客第一の視点で
目先の利益よりも顧客の得られる利益を優先

この原則を守っていないと、お客様の満足する結果は得られません。

常にお客様第一に取り組み、自分の言葉を相手の心に響かせることが、マーケティングが期待通りの成果を出すことができるかどうかを大きく左右します。

難しさと面白さが同時に感じられて、無事に目的を果たした時の達成感もまた大きいのが、Webマーケターなのでした。

 

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